3月。年度末という名で訪れる別れの季節。
身近なところでも節目を迎えた人たちがいます。
会うは別れの始め、別れなくして出会いなし・・・。
ありがとう、さようなら。また逢いましょう。
ご縁に感謝しつつ、「未来に乾杯!」ですね。
震災直後の4月から始まった、作家:高橋源一郎氏のコラム「論壇時評」も今日で終わり。残念。
毎月楽しみにしていたのだけれど、始めあれば終わりあり、終わりは何かの始まり。
日に日に暖かくなって、去ってゆく3月。
花壇の写真を撮っていたら、ご近所ネコたびちゃんが遊びに来ました。
まんまるくて、元気で愛想がいいにゃんこ。
いろんな人に可愛がられているんだろうにゃ。
先週のこと、水やりをしている間に玄関の中にちゃっかり入っていました。私も中に入って、ためしにそっと戸を閉めかけてみましたら・・・ささっと外に出て行きました。やっぱり、ね(^.^)
「認知症にならないための」セミナーではなくて、
正しく知って支えあう「やさしい街づくり」のセミナー講師という仕事をいただきました。
介護事業所が地域住民の方たちに呼びかけて、日曜日の施設を開放して行われました。
町内会長のご理解とご協力を得られたのは、開設以来の地域交流の賜物ですね。
職員さんも一緒に参加されていました。
老いるということ・認知症の人に起きていること・どんな支えが必要かなど、お伝えしました。
訪問先のお年寄りからいただいた土筆(つくし)。今まさに摘んだきたばかり、こんなにシャキンときれいな土筆を見たのは久しぶりでした。
そして・・・子どもの頃の記憶を頼りに、黙々と袴とりをいたしました。何十年ぶり?
お年寄りから、「つくしのことを“ほうしこ”と言うんじゃが、知っとるかな?」と聞かれました。
懐かしい響きです。おばあちゃんの口から聞くと、一段とあったかいね~(*^_^*)
“ほうしこ”は、どうやら伊予弁らしいです。
認知症の介護の基本である「パーソン・センタード・ケア」は、認知症の人をひとりの人として尊重し、その人の視点や立場に立って理解しケアするというものです。その人らしさを知るための5つのアプローチや心理的なニーズについての理論があるのですが、そのうちの「12の希望のしるし」について紹介します。介護する人の抱く「自分のやっていることがうまくいっているのかどうか」という不安に応えてくれる「希望のしるし」です。
第5回おれんじサロンこらむ 終了しました。
「郡中ひなかざり」が開催されている来良夢は、美しく絢爛豪華な彩りに溢れていました。
テーマは「認知症について話そう」ということで、ケアの基本となる考え方「パーソン・センタード・ケア」についてお話したあと、DVDを見ていただきました。介護関係の方や家族の方が参加されていて、DVDのあとは、スープやコーヒーを飲みながら、日頃の思いを語り合いました。
本日の介護塾は、福岡市にある介護施設『よりあい』の見学ツアー報告でした。下手な写真を見ていただきながら、その場で実感してきたことを話しました。出会ったひとりのお年寄りのために、『ありのままに老いて、穏やかに寿命を迎える』という願いを実現するために、とことんやり通す勇気と、苦難を笑いに変えてしまうセンス!
←壁の絵を『春』にかけかえました。
桜の花の下にはキツネの親子がいます。
『よりあい』生みの親:下村恵美子さんが、福岡市内の商店街で始められた『ケケコ商店』。
『よりあい』と『ひかり作業所』(障害者施設)を応援する店には、着物をリメイクしたワンピースや、アンティーク小物、作業所の手作り作品などが並んでいました。 雑誌『ヨレヨレ』の表紙でおなじみの“モンドくん”の作品コーナーも(^.^)
作品を見ることができるブログは⇒コチラから
ケケコ商店も紹介されていますよ。
来月の「ときめきセミナー」は、「人にやさしい介助を学ぼう②」です。キネステティクス®ベーシックコース修了メンバーが中心となって始めた勉強会ですが、初めての方も大歓迎です。
ふだん何気なく行っている日常生活の動作について、自分の体の動きを通して学び、その気づきを介助に活かしていきます。
「危ない」「できない」「動かない」と決めつけて、
相手の体を物のように扱ってはいませんか?
先週 『特養よりあいの森&宅老所よりあい見学ツアー』に行って参りました。『よりあい生みの親』下村恵美子さん、代表の村瀬孝生さん、宅老所スタッフの皆さんから直接お話を聞き、全国の『介護おたく』の人たちと交流し、濃厚な時間を満喫いたしました。ツアー主催者はじめ、お世話になった皆さまに深く感謝です。
密かに熱く期待していた『よりあいの森』のネコさん:茶々にも会えました~(*^_^*)
第25回ときめきセミナーは、認知症ケアに活かせる「行動観察方式AOS」について、伝達講習会として行いました。「その人の今を知る」ため、日常生活の動作と行動を観察してチェックする簡単な様式で、家族や介護従事者の共通言語として使えるツールです。「その人」にかかわる人たちの主観と客観を、うまくすりあわせて統合して、より良い支援につなげるには、コーディネイトする人の力量が問われると改めて思いました。
おふく花壇のクリスマスローズが満開です。
今朝、水やりをしていたとき、後ろのシクラメン周辺の“雑草”が抜かれているのを発見しました!
暖かくなって急に増えてきていたのですが、
気にはなりつつ放置しておりました(^_^;)
どなたか、きれいに抜いてくれておりました。
ありがとうございます!
さぼっていてすみませ~ん。
今日ご紹介する本は三好春樹著『野生の介護』雲母書房。
介護情報誌『Bricolage』に連載されていた「認知症老人のコミュニケーション覚え書き」をまとめたものです。
<認知症老人との>ではなく<認知症老人の>となっているところに、この本の意味があります。<との>という視点は、コミュニケーションを困難にしている原因を認知症老人の「障害」に帰するものであり、「障害」のない介護者の特別な技術で対処しようとするものかもしれません。