10月の半ばころから、ホームの畑やテラスに来るようになった三毛猫さん。右前足を使わずに歩いているし、出血も見られて、ケガをしているようでした。
少しずつ距離を縮めていって、私が見ていてもエサを食べるようになり、ベンチに毛布を置いたら泊っていくようになりました。
ケガのせいもあって警戒心が強くて大変でしたが、11月の始めに捕獲して病院で診てもらうことができました。
指の部分(肉球のあるところ)が欠損して傷口はグチャグチャでした。避妊手術をして放す予定でしたが、ケガがあんまり酷くて辛いので、覚悟を決めて、そのまま保護して「おふくのネコ」になりました。
右前足は骨折もしており、「傷が悪化するようなら切断かも」と言われていたのですが、4週間のケージ隔離で悪化を防ぐことができ、自然な経過で見ていくことになりました。
推定年齢2歳で、ももちゃんと名づけました。
ケージ隔離中に、少しずつ人の手で触れられることに慣れてもらい、今では”肩乗りネコ”になりましたよ♡
もうひとつ。
避妊手術のときにわかったのですが、お腹だけポッコリしていたのは子宮が膿でパンパンになっていたからで、そのままでは命の危険もあったようでした(涙)
ももちゃんと出会って、改めて、ノラ猫の過酷な生を思い知りました。暖かい部屋で、たくさん食べて傷を癒してほしいです。
まだまだ、初めての人には警戒レベルが上がりますが、少しずつ人との暮らしに慣れてきていますので、よろしくお願いします♡
今回、テラスに来ている他の2匹にも避妊手術をしました。元気そうに見えていても子宮はボロボロだったそうです。少なくとも、これからは子宮の病気にならないで、ご飯と水とテラスの寝床で安心な場所になることを願います。