この写真は、6月29日~7月1日に高知で開催された「第17回高知ふくし機器展バリアフリーフェスティバル2018」のパンフレットと、会場で購入した「宝島」Tシャツです。
「めざせ、ふくし機器の宝島!」
「自分に合うふくし機器を探しに行こう!」
まだ1ヶ月しかたっていないのに、こうして改めて見てみると、1年も前のような気がしてしまうくらい、慌しい今日この頃で(汗)、久しぶりのブログ更新です。
この「高知ふくし機器展」に参加できたのは、日本ノーリフト協会が実施している「ノーリフトケアコーディネーター養成アドバンスコース」の中で、機器展に参加する医療福祉系の学生さんたちにプレゼンテーションを行う機会をいただいたからでした。
⇒アドバンスコースについてはコチラ
医療福祉、行政、企業、教育関係者、そして当事者や家族や地域の人たちまで一丸となって開催されている「高知ふくし機器展」の熱気はすごかったです!
⇒ノーリフトケアコーディネーター・ベーシックコースの過去記事はコチラ
全国から集まったノーリフトケアコーディネーター・アドバンスコース受講者(医療福祉関係の仕事に従事している人たち)が、「椅子からの立ち上がり介助」「ベッド上でのシートを使った介助」「リフト移乗」などのグループに分かれてプレゼンテーションを立案し、練習し、120数名の学生さんを対象に実施しました。
職種も背景も、これから目指すところも多様なメンバーがチームとなって討議を重ねる過程は、ほんとうに刺激的で、気づきの宝庫でありました。
これから医療福祉の世界に入っていく学生を対象に、いったい何を伝えたいか。
グループメンバー全員の思いを集めて盛り込めば、てんこ盛りになってしまう(笑)
ついつい、患者さん利用者さんや働く仲間への思いが先に立ってしまっていることに気づく。
まだ、他人の体に触れるという体験をしたことがないかもしれない人たちが相手なのに。
病気や障害や不自由を抱えた人の体に触れるということへの思いが強かったり、体を壊して職場を去らざるを得なかった仲間への思いにあふれていたり・・・。
私たちの行動の根底には、怒りや悔しさという感情があるということも、グループセッションでの大きな気づきでありました。
右往左往しながら、限られた時間内で何を伝えるか、伝えられるかを開始時間ギリギリまで追求していました。
講師である日本ノーリフト協会代表理事・保田淳子さんや、高知支部・下元佳子さんのアドバイスを受けながら、私のグループの目指すところは、「自分の体の使いかたを意識してもらうこと」になりました。
これから現場に出ることになったとき、今日の話や実習体験を思い出してもらいたい、自分の体を守る働きかたをしてほしい、そんな思いをこめたプレゼンテーションでした。
このような貴重な体験ができたこと、かかわっていただいた皆様に、改めて深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
そして。
愛媛のノーリフトケアコーディネーターも、船出です。
11月10日・11日、12月16日には、ノーリフトケアコーディネーター・ベーシック養成講座を伊予市で開催することが決まりました。
7月27日には、伊予市社会福祉協議会の会場をお借りして、すでに無料プレセミナーを実施いたしました。
⇒過去記事「伊予市もノーリフトケア♪」はコチラ
9月27日には、「ケアサポートまつやま」のご協力を得ての開催が決まっています。
今後も、9月~10月にかけて、伊予市双海町や東予地区、南予地区などで無料プレセミナーを計画中です。
詳しい募集要項などがほしい方は、ベーシックえひめ実行委員会までメールにてお問い合わせください。
noliftcare.ehime@gmail.com
これは、おまけ(笑)
高知から帰宅して、
宝島Tシャツを袋から出した瞬間
ドヤ顔のなっちゃんです。
にゃんこあるある~♪