全ての職員が活き活きと働き続けられる職場を目指して『腰痛ゼロ宣言』を行った、今治大島の阿育苑。
まずは「推進チーム」の立ち上げというミッションに取り組みました。
⇒『腰痛ゼロ宣言』の過去記事はコチラ
法人内の各部署から集まったメンバーは、阿育苑を知り尽くしているベテラン(笑)から、介護の仕事について間もない絶賛奮闘中の新人(笑)まで。
職種も経験もバラエティに富んだ皆さんでした。
※写真は、阿育苑の名物ウェルカムボードです。
職場に変化を起こしていくコアメンバーをどのような構成にするのか。
いろんな切り口で考えられますし、いろんな方法があると思います。
現状をふまえ、課題に照らし合わせ、ありたい姿を思い描きながら、今回はトップダウン方式を選択しました。
バランスをとりながらペダルに足をかけ、「えい!」と力をこめて踏み込む。
倒れないように、ハンドルを微調整しながら。
まるで自転車を漕ぎ出す瞬間みたい。
ちょっとハラハラしたけれど、漕ぎ出した今はワクワクです。
何かを推し進めていこうとするとき、全体を俯瞰したりバランスを微調整したりする能力や努力って大事です。
今、阿育苑には、そんな力を持ち努力をおしまない人たちがいます!
かつての自分をふりかえってみると、突き進むエネルギーありすぎで周囲は迷惑だったろうな。
そして、いろいろ微調整する能力や努力というよりも、調整する気じたいがなかったな(笑)
「いいことなんだからやろう!」だけでは人は動かない。
わたし自身が身にしみてわかっていること。
でも諦めることはしたくない。
ではどうすれば・・・?
高知家の取り組みに学んだことのひとつは、ノーリフティングケア宣言を<自分ごと>にしていくことでした。
組織としての『腰痛ゼロ宣言』を、一人ひとりの<自分ごと>にしていくには?
実際に腰痛を抱えていたり、不安に感じながら働いている人がいるのは事実。
全ての職員が、腰痛ゼロへの取り組みを<自分ごと>にしていく道筋を、推進チームの皆さんと共に探っていきたいと思います。
私にとっての第一ステップは、推進チームが<チーム>になっていくこと。
そして、チームの皆さんが『腰痛ゼロ宣言』を<自分ごと>として語ってほしい。
そんなことを思いながら、帰路についた訪問でした。
次回の訪問も楽しみにしています♪