キネステティクスⓇベーシックコース始まりました

おふく開催3回目となるベーシックコースが始まりました。

●人は動くようにできている

●自然な動きが最も理にかなっている

重力のある世界で、5kgの頭部を首に乗せて、立ったり座ったり歩いたりするのって、どれぐらいなことなの?

人間の体って、なかなかすごいです。

 

まずは、ふだん行っている「歩く」「座る」「立ち上がる」「起き上がる」「寝返りする」などの動きを、自分でやってみたり介助されてみたりしながら、人の自然な動きを徹底的に体験します。

キネステティクスⓇには6つの概念があり、それぞれを体験しながら言語化することを繰り返していきます。

少人数に複数のトレーナー講師がついてくれるので、カラダで納得できるまで、何度もやってみることができます。

「あ!そういうことか~」

「お~っ、できたかも?」

 

<自分で動く-人に動かされる>この両方を体験することで、介助される人の感覚を味わうこともできます。

 

これまで身につけた見方や考え方を転換させる(させられる!)場面も多く、少し混乱することもあるのですが、体験を通して理解していくので、だんだん楽しくなってきます。

 

 

 

そして、自分が身につけていた《不自然な動き》に気づくと、おのずと介助するときへの気づきにもつながっていきます。

 

●自分の感覚と相手の感覚は違う!

 

●相手に不自然な動きをさせている?

 

●相手の《自分で動く》を奪っている?

 

 

相手の動きを感じながら介助をおこなうと、お互いに心地よいのだということが体感できた初日でしたね。

受講生の皆さま、長時間お疲れさまでした。

 

県外からもかけつけてくださったトレーナー講師の皆さま、ありがとうございました。

 

仕事でかかわる人たち(利用者や患者や家族や学生など)への敬意や、人にかかわる喜びに満ち満ちた一日となりました。

感謝。

 

 

☆3日間コースの2日目・3日目は、2月11日・12日です。

6つの概念の学習をすすめながら、移乗などの介助場面についても見てきます。

 

☆3月11日(日)には、「人にやさしい介助を学ぶ⑧」を開催します。

「人にやさしい介助」に関心のある方なら、誰でも参加できます。

ご参加お待ちしております。