実践記録映像のチカラ

介護職のための介護塾⑤は、DVD「て・あーてと福祉用具を活用した ある地方病院の取り組み」を観る会でした。

 ⇒DVDについてはコチラ

 

自分たちの働き方や腰痛予防という視点で、“職場”としての介護現場を考えてみようというテーマでした。

 

伊予市在住の介護関係者ばかりが集まりました。

全員が伊予市というのは、おふく始まって以来でびっくり。

皆さん、ありがとうございました。

 

 

「仕方がない」「どうせ無理でしょ」と諦めないで。

自分たちの仕事を守るために、意識を変えよう!

現場から声を出していきましょう!

 

簡単にDVDの説明をして、上映開始。

お茶やお菓子も用意したし、いろいろ話しながら観ていただくつもりだったのですが・・・。

 

皆さん、なんかもうぐいぐい引き込まれてしまって、すごい集中力で、部屋の空気がピ~ンとなっていました。

 

私なんか、ひとことも口を挟めない雰囲気でありました。

皆さんの感想を聞いて、今かかわっている利用者や家族の顔を思い浮かべながら観ておられたことがわかりました。

 

「あの人にも、あの家族にも!」

「こうすればいいんだ!」

「あの人に使ってないのはなぜ?」

 

現場でがんばっている皆さんが求めているのは、まず利用者や家族の安心でした。

利用者や家族の悩み苦しみ、心身の疲れや痛み、お互いを思う気持ちを、最も間近で受け取っているからこそですね。

 

利用者や家族の暮らしのなかで、その時間を共にしているからこそですね。

 

私の目論見は外れたわけですが(笑)、利用者や家族を思う、皆さんの気持ちがすごかったです。

その土台の上に、知識と技術を積み上げていきましょう。

そして、元気で働き続けることのできる環境へと変えていきましょう。

 

皆さんの感想から。

 

●総師長さんやスタッフさんたちの言葉に聞き入りました、全部書き取りたいと思いました。

●総師長さんのリーダーシップがすごい、それがスタッフに伝わっていくのがわかって感動しました。

●「看護をとりもどす」という言葉が印象的でした。

●もっともっと提案できることがある、提案していきたい。

●やる気を取り戻せた気がします。

●福祉用具は少し使っていますが、いろんなことができてすごいと思いました。

●間違った使い方をしていたのがわかったので、さっそくやってみます。

●患者さんの表情が変わるのがわかって、すごく良かったです。

●ベッド挙上で食事介助をしている方がいますが、なぜ食事が進まないかわかりました。

●手足に浮腫がある人がいて、マッサージをしてあげたいと思いました。

●知らないということは残念なこと、もっと勉強して、在宅が続けられるようにしたいと思いました。

●日曜日の夜に集まっているのがすごい、これは変わるなって思いました。