人にやさしい介助を学ぼう⑥

キネステティクスⓇのコース修了者が中心になって始めた「人にやさしい介助を学ぼう」は、3ヶ月ごとに集まって、基本の確認や、現場から持ち込まれる事例検討などを行っています。

 

定期的に集まることで、理論の知識から実践の知恵へと落とし込むことができているのですね。

勉強会や練習でやったことを、現場で実際にやってみること。それを持ち寄って共有し、さらに磨きをかけること。

 

なにより・・・現実に流されてしまわないこと!

 

絵に描いたモチでしかない理念のもと、知識も考え方も、身につけたスキルもバラバラな人たちが、「時間がない+人がいない」という一点では意思統一して成り立つ現場・・・。

 

お年寄りをモノ扱いして、それでも思い通りにならないといってイラつく人たち・・・。

いったい、どこをどうしたら?

 

私たちは微力だけれど、自分の思いを頼りに時間とお金を使って学んだことを、お年寄りのために実践します。

 

信頼し合える仲間の存在によって、みんな元気になって帰って行きますよ~♪

皆さまのふり返りから、一部を紹介します。

 

 

●日々やっていないと使えない。忘れていたことを再確認できた。

 

●まず考えてしまい動きが止まる。動いて感じて修正していくことが大事だと思った。

 

●今日は「肥満」の体験をした。患者さんの体験をして、初めてやりにくさがわかった。

 

●現場で「重さの移動」を考えて実践していたが、屈曲や伸展での重さの流れは考えていなかった。

 また職場でやってみたい。

 

 

相手の存在を感じながら触れるということ、動くということ。

《やさしい》ことをやっているのに、難しく感じてしまうのはなぜだろう。

相手を《物》のように動かす方法を先に身につけてしまったことの重みを、毎回思い知る。

 

自分の存在を認められながら触れてもらう、そして一緒に動く。

そんな体験もくり返すことが大事ですね。

 

次回は、11月12日(日)10時~12時です。

初めての方も大歓迎です。

 

そして、ベーシックコースも開催が決定しています。

おふくで開催するのは3回目です!

 

2018年1月21日(日)、2月11日(日)、2月12日(月・祝)

3日間のプログラムで、『人の動き』についての6つの概念を学びます。

自分の身体の体験を通して学ぶ、楽しい内容です。

 

 詳しくはコチラ

 

ご参加お待ちしています。