墓じまいプロジェクトの第2弾始動です。
初体験は、自費ホームヘルプ利用者の方のお手伝いでした。
今回は私の実家なので、詳しくレポートしていきますね。
実家の両親が「なんとかせんといかん」「いまのうちにやらんといかん」と、数年前から何度も何度も話を持ち出しては頓挫していた《墓じまい》です。
今年のお盆のこと。
ついに、猛暑の中の《墓参り》を泣く泣く諦めました。
そして、やっと左の書類を出してきて、「すまんが頼まい(頼みます)」と言いました。
今回のプロジェクトは、●市の墓地ということ、●諸事情により菩提寺がない、ということがポイントです。
つまり、「手続きが大変そうだ」「お骨の行き先を探さないと」という2点があるために、両親の腰が重かったという側面もあります。
行き先(つまり自分たちも入る)についての両親の希望は、「できるだけ家から近くて行きやすい所」「子や孫に迷惑をかけないもの」ということなので、街中にあるロッカー式の納骨堂に30年・・・というあたりで検討中です。
まずは、市の墓地から他の場所へ改葬する手続きの話です。
予想通り、大変な手続きが待っておりました!
昭和35年10月20日付けの《松山市共葬墓地使用券》に記載されている《使用者》は、私の父の母親(父方の祖母)です。
もう亡くなって50年以上ですが、使用者を変更していません(汗)
まず、祖母から父へ使用権を継承する手続きが必要ということがわかりました!!!
①使用者(祖母)の出生から死亡までの戸籍謄本をそろえる
②継承する人(父)の住民票
③継承権を持つ人の同意書(父の兄弟姉妹)
④使用者・その配偶者、継承権を持つ人の関係図
⑤私が手続き代行するための委任状
①と③にからむ《諸事情》は、私の子どもの頃の記憶にも残るもの。
私自身が直接に祖母から受け継いだ記憶は、「おばあちゃん」というような心地よいものではありません。
そこに、母自身の《恨みつらみ》も被さっているわけで・・・(笑)
戦前、戦中、戦後、まさに、ファミリーヒストリーをたどることになりそうです。
両親には詳細を告げないまま、自力でできるところはやってみるつもりです。
今も折に触れて噴き出す、母の《恨みつらみ》節をやり過ごすチカラを~!(笑)
申請書などについて問い合わせた松山市生活衛生課で、親切丁寧に対応していただきました。
ありがとうございました。
⇒埋葬や改葬についての手続きについてはコチラ
また後日、進捗状況を報告いたします。