念願かなって、(株)はいせつ総合研究所「むつき庵」が行っている『おむつフィッター3級』の研修を受講することができました。
そして、その修了テストに合格したとのことで、このほど認定証が届きました。
同時に行われた『おむつ検定』にも合格して、認定書をいただきました。
京都市にある「むつき庵」は、2003年開設。
数百種類の布・紙おむつや排泄にかかわる福祉用具などを展示し、排泄に関する情報提供や相談活動を行っておられます。
研修や施設等への助言なども行っており、専門職が全国から訪れている場所として知られています。
⇒「むつき庵」のホームページはコチラ
『おむつフィッター』とは、排泄の困りごとに対して、「おむつを含む排泄用具はもとより、医療や住環境、食事など幅広い視点からアドバイスできる人」です。(むつき庵ホームページより)
3級から1級まであります。
単に、おむつを選べる人、というものではありません。
また、漏らさないスキルがある人、だけでもありません。
排泄の困りごとを《暮らし》のなかでとらえ、本人やケアする人の思いや願いを大切にしながら解決の道すじをさぐります。
看護職として現場にいたころ、後始末にかかる手間・時間・コストをどうやって減らすかというのが優先課題でした。
業務全体としての検討が中心で、なかなか本人の視点で「すっきり」「気持ちよい」「安心」を求められませんでした。
その後悔と反省を胸に、あらためて排泄のメカニズムとケアの視点を学びなおすことができ、ほっとしたというのが正直な気持ちです。
おふくで続けている『人にやさしい介助を学ぶ』勉強会のメンバーから、おむつフィッター3級が3名生まれました!
そのうち1名は、2級にすすんでいます!
これからは排泄ケアについても勉強会を行い、発信をしていくつもりです。
後始末業務から排泄ケアへ。