明日から始まる「平成29年度 愛媛県新人介護職員職場定着促進プロジェクト」(要するに、人が辞めない職場づくり!)では、昨年度に引き続き、アドバイザーとして事業所を訪問し、研修や職員面談などを行ってまいります。
私は、どちらかといいうと、いや、かなり現場よりの姿勢を貫きます。
中間管理職の経験はありますが、自分には不向きな役割でした。
現場の目線で、人が成長したいと思う職場を描いていきたいと思います。
人が育つ職場とはどのようなものかを、職員の身になって追求しようと思います。
安心してください(笑)
他のアドバイザーの方たちは、経営論とかリーダー論とかの分野を得意としておられます。
それぞれ個性を発揮しつつ、愛媛の介護を元気にするミッションです。
詳しくは、愛媛県ホームページで。
今月いっぱい、プロジェクト参加事業所を募集しています。
介護保険制度の指定事業所になって介護報酬を受け取るためには、
さまざまな「指定基準」というものを満たさなければなりません。
そのひとつに職員への研修体制があり、実施の記録も残していく必要があります。
基準を満たすための研修を行う場合、
その場は、「やらないといけないからやっている」という空気です。
そんななか、管理者層も積極的に参加する事業所があります。
「原点に帰ることができました」
「はっとさせられました」
「目からウロコでした」
「言いにくかったことを言ってもらえました」
「外部の人に言ってもらうと職員の表情が違います」
などの感想をいただきます。
積極的に参加する管理者の皆さんに共通しているのは、自らを振り返るという謙虚さです。
また、少しでも職員と学びの時間を共有しようという姿勢です。
そんな管理者層の姿勢が、現場の職員に少しでも伝わればいいのだけれど。
第3者が入ることで管理者と現場の間に普段とは違う交流が生まれたらいいなあ、
ほんのわずかな時間でも橋渡しがしたいなあ、と思いながらやっています。
このプロジェクトでも、管理者層と現場職員との橋渡しをしながら、職場改善の始めの一歩を応援します。