生きる“ものさし”

もふもふのお腹を出して固まってます。

視線の先は、賑やかに一人サッカー中の黒ネコさんです(^^;)

先日の『ネコメンタリー 猫も杓子も 養老センセイとまる』(NHKドキュメンタリー)は、映像が美しい番組でした。光や水や植物、土や石、雨や雪、風の揺らぎ。

そして、ネコ。

「センセイにとって、まるとは?」という質問に、「ものさし」と応えておられました。

犬や猿と違ってネコには社会性がないのだけれど、

全くないわけではなく、

肝心なところはおさえていると。

ご飯をもらって、パトロールをして、一緒に暮らす。

 

『世の中よりも、まるのほうがよっぽど信用できる』

『やかましい理屈を言わなくても、顔をみていれば それでいい』

 

人間は、同じにしたがる。(理屈で、理性で)

動物は、違いを生きる。(感覚で、感情で)

光や風は、いっしゅんもとどまっていない、動いている。

これ、「今 ここを生きる」っていうことかな。

 

ネコは、昨日を思い出して嘆いたり、明日を憂いて沈んだりしない。