教育・福祉・医療などの垣根を越えてつながる人たちが集う「つながっていこう会・春の会」が昨夜開催され、愛媛発の復興支援ドキュメンタリー映画「MARCH」の上映が行われました。
(写真は、昨年の完成試写会チラシです)
昨年は観に行くことができなかったので、ほんとうによかったです。
ありがとうございました。
「MARCH」は、今年の2月にロンドンで開催された国際映画祭で「最優秀外国語ドキュメンタリー賞」を受賞されています。
⇒映画のサイトはコチラ
映画についての説明を、チラシから抜粋して紹介いたします。
もうひとりじゃない
福島第一原発から25.3kmにある南相馬市立原町第一小学校の体育館。
「1.2.3.4.5・・・」聞こえてきたのは、子ども達のかけ声。
2011年3月11日、東日本大震災
そして3月12日福島第一原発事故の混乱のなか、
音楽を続ける小中学校のマーチングバンド「Seeds+」がいます。
様々な苦難と向き合い、乗り越えていく彼女たちに「青い空、緑の芝生の上で、おもいっきり演奏させてあげたい」被災地支援で「Seeds+」に出会ったちょんまげ隊長ツンが、全国のサッカーファミリーに声をかけました。
その願いを叶えたのが、海を渡った四国・愛媛にあるJリーグチーム「愛媛FC」。
震災から3年が経った2014年「Seeds+」は招待され選手やサポーターとの交流ができました。
そして、翌2015年8月。
再び、愛媛へ招待されました。
真夏の体育館での練習、感謝の演奏、それに応えるスタジアム。
「南相馬と愛媛の絆を、たくさんの人に知ってもらいたい」
「Seeds+の笑顔の背景や、震災から5年を迎える福島の今を伝えたい」
私たちはそんな想いからこの映画を制作しました。
映画は、もう観ていただくのが一番です。
スタジアムが一体となった「南相馬」コールと、女の子たちの笑顔。
地震と津波と放射能・・・福島の今・・・。
自主上映会(メディアの貸し出しによる)を開催することもできるそうです。
映画制作や支援活動にかかわった方たちのスピーチも素晴らしかったです。
自分の得意なことで、できることで、支援を続けていくこと。
物理的な距離をつないでいくのは、人と人のつながりであること。
誰でもできる一番のことは、忘れないこと。
祈ること。
全国に呼びかけをしたなかで唯一手をあげたのが「愛媛FC」であり、
そこから支援がつながって愛媛発の映画ができました。
愛媛の大学生たちががんばっているのも、素晴らしい。
感動の一夜でした。
忘れない。