1月31日に高知市で開催された「ノーリフティングケア研修報告会」に参加してまいりました。
「ノーリフティングケア」を実践するためのとりくみをした特別養護老人ホームなど7施設の発表は、どれもステキでした。内容モリモリでまとめてしまえないなあ、愛媛はどうするの? などと考え込んでいたら日がたってしまいました。
高知県・高知県社会福祉協議会の主催で、記念講演やシンポジウム、7事業所の実践報告と福祉機器の展示という、たいへん充実した内容の会でした。
いただいた資料から、この事業の説明の一部を抜粋します。
「高知県では、力任せの介護による利用者への二次障害や介護従事者の腰痛による離職を防止するために、平成27年度から官民一体となって『持ち上げない・抱え上げない・引きずらないノーリフティングケア』の実践と普及啓発に取り組んでいます。この取り組みの一環として、県の公募により選ばれた7施設・事業所が。8ヶ月間に及ぶノーリフティングケア研修を通して、組織内の体制構築(職員教育体制・環境整備・個別計画の見直しなど)を実践し、成果につなげています。」
「研修センターでは、設立時から一貫して利用者とケアスタッフ双方に負担の少ない安全なケア方法の普及を目指してきた。」
「研修センター×行政×研修講師が『ノーリフティングケアを高知のスタンダードに』を目指し動き始めた!!」
「ノーリフティングケアを普及させることで、介護業界の当たり前を変える!」
これらのメッセージから、どうぞ熱い空気を読み取ってください。
高知から変わるよ! 全国のモデルになるよ! という熱い空気が会場に満ちておりました。
昨年度すでに取り組んだ5事業所とともに、関係機関が連携する「高知ノーリフト推進連絡会」(仮)の設立も計画されているようです。
高い高齢化率や人口減少や離職率などを見据えて、危機感をもって事業展開をされていることがわかりました。
そして現場にあるのは、働く環境の改善と、より高いケアの質を求めるという本気の熱意。
ご縁をつないでくださった方々、高知で迎えてくださった方々に、心から感謝です。
3月11日・12日おふくで予定している介護塾で報告の時間を持つつもりです。
それまでに、もう少し消化させる必要がありそうです。
あとは行動~アウトプット。
さて、愛媛。
写真は、
●高知駅でみつけた「割り箸で作った龍馬像」
●宿泊したホテルでみつけた「葉っぱから葉っぱの赤ちゃん」