ちょっとしたお手伝いの喜び

NHKBS「世界ネコ歩き」を真剣なまなざしで観ているさっちゃんです。

一緒に観ている私の幸福度は、かなり上昇^^

ときどき、衣類の洗濯を頼んでくれる方は、完全な“イヌ派”でして、というよりネコ嫌いなのかも。

むかしイヌを飼っていたという話になり、質問されるまま「ネコと暮らしています」と言ったら、不思議そうな顔をされてしまいました ^^;

家の中にネコがいるという状況が、想像できなかったみたい(笑)

それはさておいて、可愛がっていたイヌの看取りの話をゆっくりとうかがうことができました。

想像以上に辛い体験だったので、その子が最初で最後だということでした。

 

なぜ、施設に入っているのに、わざわざ自費で洗濯を頼んでくださるかというと、

その施設は、個人の洗濯物も外部の業者にまとめて出しているからです。

大きく名札のついたネットに入れて出して、もどってくるのはいつのことやらわかりません。

紛失や色移りもあったとか。

しかも、ネットにぎゅぎゅっと入れた状態で戻ってきます。

ブラウスやTシャツなどはもちろんですが、ハンカチもシワくちゃのまま。

何度か悲しい体験をしたあと、自分で選別をして、おふくに依頼をされるようになりました。

 

特別料金さえ出せば、クリーニング扱いにできるはずなのですが、「信用ならん!」というわけです。

自分の好きなブラウスの洗濯をどうするか、に関する職員とのやりとりが、

残念な印象をもたせてしまったようでした。

 

家から持ってきた服を、家にいたときと同じように着ることができる。

そんなあたりまえのことを大事にしたいですね。

ひとりの利用者の声に誠実に耳を傾けて、一緒に暮らしを作っていく姿勢がほしいです。

 

今日も、「洗濯ものがあるよ。お願いね」と電話がかかりました。

「いつもきれいにしてきてくれて、気持ちいいよ」と言ってくださいます。

ふつうに、家で洗うようにやっているだけなのですが、

気分良くすごしていただけるお手伝いができて、私も嬉しいです。