ときめき介護塾⑩報告

昨日の「ときめき介護塾」は、「人生いろいろケアプラン」というテーマで開催しました。

介護塾では、介護保険の基礎知識を勉強したあとの7月と8月、「施設を希望する」「自宅を希望する」という架空の人物でケース検討をしてみました。

さらに深掘りするために、今回は自分自身をモデルに、「その人固有の生活習慣」について考えました。

自分の生活習慣を書き出すセルフワークをして、

「言えることだけ」発表しあいました。

←皆さんの個性全開! そうとう笑いました(^^)

ワークの前段には、「ケアプランの主役は誰?」ということで、『介護保険のケアプランを自分で作ろうという利用者と家族、および賛同者のネットワーク』『全国マイケアプラン・ネットワーク』の活動を紹介しながら意見交換をしました。⇒サイトはコチラ

高齢になって介護が必要になったとしても、

自分の人生の主役は自分です。

よくわからないから、複雑だから、といって「専門職」に丸投げして後悔しないように。

家族も諦めてしまわないように。

 

自分ではあたりまえにやっている「生活習慣」ですが、他の人もそうしているとは限りません。


「私の入浴を介助しようとすると、ヘルパーさんが大変かも。」

「私は、3度3度きちんと食事を出されたらしんどいかも。」

「自分の親の習慣について、ここまで詳しく知らない。」

「自分のことを、ちゃんと伝えられるようにしておかないと。」

そんな気づきもありました。

 

その人固有の生活習慣というものを、どれくらい大事にできているか。

「介護する側」から見てみると、当然のごとく決められたパターンにあてはめていないかと気になります。

「その人らしい生活」を支援するには、とても丁寧に柔軟に手間ひまかける必要があるのだと、再確認しました。

 

ワークシートの項目「わたしのたからもの」、皆さんそれぞれ素敵でしたね(*^_^*)

お忙しいなかを参加してくださってありがとうございました。

次回は、10月9日(金)高齢者と薬。