昨日の「ときめき介護塾」は、「人生いろいろケアプラン」というテーマで開催しました。
介護塾では、介護保険の基礎知識を勉強したあとの7月と8月、「施設を希望する」「自宅を希望する」という架空の人物でケース検討をしてみました。
さらに深掘りするために、今回は自分自身をモデルに、「その人固有の生活習慣」について考えました。
自分の生活習慣を書き出すセルフワークをして、
「言えることだけ」発表しあいました。
←皆さんの個性全開! そうとう笑いました(^^)
ワークの前段には、「ケアプランの主役は誰?」ということで、『介護保険のケアプランを自分で作ろうという利用者と家族、および賛同者のネットワーク』『全国マイケアプラン・ネットワーク』の活動を紹介しながら意見交換をしました。⇒サイトはコチラ
高齢になって介護が必要になったとしても、
自分の人生の主役は自分です。
よくわからないから、複雑だから、といって「専門職」に丸投げして後悔しないように。
家族も諦めてしまわないように。
自分ではあたりまえにやっている「生活習慣」ですが、他の人もそうしているとは限りません。
「私の入浴を介助しようとすると、ヘルパーさんが大変かも。」
「私は、3度3度きちんと食事を出されたらしんどいかも。」
「自分の親の習慣について、ここまで詳しく知らない。」
「自分のことを、ちゃんと伝えられるようにしておかないと。」
そんな気づきもありました。
その人固有の生活習慣というものを、どれくらい大事にできているか。
「介護する側」から見てみると、当然のごとく決められたパターンにあてはめていないかと気になります。
「その人らしい生活」を支援するには、とても丁寧に柔軟に手間ひまかける必要があるのだと、再確認しました。
ワークシートの項目「わたしのたからもの」、皆さんそれぞれ素敵でしたね(*^_^*)
お忙しいなかを参加してくださってありがとうございました。
次回は、10月9日(金)高齢者と薬。