キネステティクス®体験会の報告

昨日、キネステティクス®体験会を開催しました。

初体験の方から「おさらい」の方まで、5名が参加。

キネステティクス®の6つの概念の説明を聞いたあとは、自分の体についての認識を改めます。

ふだん何気なくしている動作ですが、

体のパーツの『機能』を通して見てみることで、

「へぇ~」「なるほど~」「そういうことか」が、満載。

人の体が、どれほど合理的かつ柔軟性に富んでいるか、改めてよくわかりました。

合理的で柔軟にできているはずの人の体を、

わざわざ緊張させて介助しずらくしていないか。

一部の機能の「できない」という評価を、

不必要に大きく拡げてしまっていないか。

「時間がない」「人手がない」という旗印のもとで、

介助者本位の作業になっていないか。

皆さん、それぞれの気づきがあったようでした。

初体験の方たちは、体の動きを分解しながら自分の体を認識するなんて未知の世界(^^)

大笑いしながら楽しく学んでおられました。


「おさらい」参加の方からは、嬉しい実践報告もありました。

深い認知症で意思疎通が難しく『ひきこもり』状態と思われていた方に少しずつ関わっていったところ、

自分から動き出そうとする変化があったということでした。

相手の体を感じながら相手と一緒に動くという、キネステティクスの考え方が活かされたということですね。


キネステティクス®ベーシックコースは、9月20日(日)~22日(火)の3日間です。詳しくはコチラ

気軽に体験できる「入門コース」や体験会も、随時開催していきます。

ご参加お待ちしています。

自分も相手も、お互いの心と体の負担を少しでも減らすことができて、長く続けられるように。