「心の免震装置」

『随処に主と作れば 立処皆真なり

  ~ブレない自分は「無心」でつくる~ 』

 ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり

  (「ふっと心がかるくなる禅の言葉・ナガオカ文庫」より)

どこでも自分が主役になれという意味ではなく、

いつどこにあっても自分を見失うなということです。

いつどこにあってもブレない自分を保つには?

←ネコさんの辞書に「ブレる」はない。

  いつだって、寛容に、あるがままに。

『最新のビルの免震装置は、

 地震がきてもユラーリユラリと揺れを吸収しながら

 中心軸がきちんと戻るようにできている』

『どんな現実に放り込まれても自然体でいられる

心の免震装置、それはすなわち「無心」であること』


うまくいっているときも そうでないときも、

心がルンルンなときも ザワザワなときも、

そのことや人に執着しないでいられますように。

良いことにも残念なことにも、

執着してブレそうになる今日この頃への戒め。