「小さいものの偉大さ」

本日の「折々のことば」。

「みずからの中の偉大なものの小ささを感ずること 

 のできない者は、他人の中の小さいものの偉大さ

 を見すごしやすい。 岡倉天心」

謙虚であれってことかなぁ・・・と思いながら読んでいくと、さすがなお話が続いていました。




『その人のために、食事を用意し、掃除をしている人たちの沈黙の行為がなければ何ものでもない。』

 このことを知り尽くしているか否かに、

          その「大きさ」はかかっている。』


人の暮らしを支えて整える行為に言及しています。

さすがなのです。

これは、介護の仕事にもつながることなのです。

食べて出して眠る、その人の身の回りを整える。

当たり前のことが、とても大事なことなのです。


   『沈黙の行為』への関心と感謝  『小さいもの』への関心と敬い。

   教養がある、というのはそういうことだと思いました。

                                      ※写真は本日のフウセンカズラ。元気です。