第18回ときめきセミナー開催しました

前足を折りたたんで胸の下にしまって、

「香箱」坐りをしています。

猫好きにはたまらない、美しい姿勢ですね。

猫にしかできないらしいです。

そして、まんまるの背中は「猫背」です。

人の「猫背」は、よくない姿勢のほうになるけど。

昨日のは、「坐る」がテーマでした。


テキストは、雲母書房「生活づくりのシーティング」。

2月に受講した光野有次さんの「シーティング講座」で、私自身が「目からウロコ」だったことを中心に構成しました。 ⇒「シーティング講座行ってきました

専門的なことはすごく難しいので専門職のものです。

でも、基本的な知識と考え方は私たちにも必要です。

なぜなら。

大切な家族や利用者のために、

かかわる専門職と道具が『ほんもの』かどうか、

見分けて選ぶチカラをつけたいと思うからです。


20数年前のこと。

脳性マヒの長男の「いわゆるリハビリテーション」のあり方に疑問を持って、

県外の別の専門機関に変えたということがありました。

保有する資格の名称が同じでも、同じ道具を用いていても、

「いわゆるリハビリテーション」のあり方はこれほど違うのだという体験をしました。


知識と技術の『豊かさ』を支えるのは、『人間観』だと思います。

かかわる専門職がどんな『人間観』をもっているか。

そこを見ることができるようになりたいと思います。

何を見ているのかニャ?

 コーヒータイムには、

子どもの頃、「背筋を伸ばしなさい」と背中に物差しを入れられた話を懐かしく聞かせてもらいました。

何歳くらいまでの人に通用する話なのでしょう。

自分で姿勢をコントロールできない人のために、

より適切な「椅子」を心地よく整えましょう。

バックレストは、「背もたれ」ではなく「背休め」です。

アームレストは、「肘かけ」ではなく「腕休め」。

・・・あるいは「尻休め」です (^.^)

  次回は6月21日「タクティール®ケアを知ろう」

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