「安心」がもたらすもの

これまで出会ってきた“ひとり暮らし”の方たちに

必ず聞かれることがあります。

「〇〇なときでも来てくれるの?」

「〇〇はムリよね?」などなど、

これまで経験してタイヘンだったことや、

近い将来おこりうる心配なことについてです。

そういうときに「あなたは何をしてくれるの?」ということを聞かれているのだと思います。


 ←本日のフウセンカズラ

家族の代わりに・・・が基本なので、家族ができることなら「なんでも」。

それを、医療や介護の資格・知識・経験がある人がやるのが「ウリ」なんです。

そんなことをお伝えして、おつきあいが始まります。

 

「〇〇」なときにも対応してもらえるとわかると、

案外ひとりで「〇〇」をやり過ごすことができるものなんだ・・・ということも少しずつわかってきました。


ただ、初めて経験する『老い』への不安があったり、過去の経験の『傷』が痛んだりしているのです。

そして、身内や「サービス提供者」への『遠慮』と『配慮』が共通点だということもわかってきました。

心配ごとに対処してくれる人がいる 頼めるところがある

という『安心』が得られただけで大丈夫なのです。

文字どおり「ひとり暮らし」の方も、

身内が同居していても「ひとり暮らし」だという方も、

80年90年生き抜いて来られた方たちはたくましいのです。

必要な時に 必要なことを 必要なだけ。

『自立』した生活を続けていただくには、これが一番です。

そんなことを確信している今日この頃です。


さっちゃんのかわいい後頭部。

私のお腹の上でNHK・BS「世界ネコ歩き」鑑賞中(^.^)

ほんとに、この番組のネコだけは集中して見ます。

ほかの番組でネコが映ったり鳴き声がしたりしても、

チラっと見るだけなので不思議です。