ときめき介護塾を開催しました。
テーマは「栄養と食事の工夫」です。
そろそろ親の介護が間近にせまってきたぞ、
そんな方たちが参加されました。
ご両親などの食生活について気になっていることにお応えしつつ、これから起こりうることや、食に関する介護が必要になった場合の考え方や工夫のポイントについてお伝えしました。
食事は、単に栄養素をとりこむだけではなく、生きていく楽しみや励みにもなるものです。
食事そのものがストレスになるようでは、本末転倒です。
食べられないのか 食べにくいのか 食べたくないのか ・・・
理由をさぐっていくときのヒントなど、これからの参考になるかと思います。
今は「ソフト食」といわれる形状のものを手に入れることもできますので、
いざというときの参考にカタログやサンプルも見ていただきました。
参加者の方からの面白エピソード。
揚げ物料理が好きな母上にのために、
“油を使わなくても揚げ物ができる家電”を買ってあげたそうですが、
「あれは美味しくない」と使わなくなったそうです。
バリバリジュージュー、油を跳ねさせながら揚げてこその達成感・満足感なのでしょうね (^.^)
娘としては、手間や安全を考えてのことなのですが。
水分補給や安眠のための「ナイトミール」について。
よくあるのは、ホットミルクや甘酒、お汁粉など。
お腹が少し満たされる温かい物がよいです。
皆さんからは、ホットワインやホットブランデーなどがいいわあ、との声が(^_^;)
参加者の方の父上は葛湯を飲まれているそうで、
何種類か用意して楽しんでおられるとのことでした。
すばらしいですね。
家庭で工夫していることの話を聞くことができ、私の方が勉強になりました。ありがとうございました。