入院中の方を2日~3日おきに訪問しています。
「なんでも頼める」「なんでも話せる」存在になっているようで良かったです。
頼まれるのはちょっとしたことばかりなのですが、
少しでも気分が晴れる時間になったら嬉しいです。
お話を聞かせてもらいながら、
人とかかわるということについて学ぶ日々です。
←すみれ満開
ベッドですごす患者となって思うのは、
(職員ひとりひとりの技能や考え方や性格などが)
「みんな違うというのが一番しんどいなあ」 ということだそうです。
ぐさりと刺さりました。
排泄の介助を頼むためにナースコールを押す、誰がコールを取るか、誰が担当か、誰が来るか。
どんな扱いをされるか。
誰かによって心身の身構えかたが変わったり、事が終わったあとの気分が違ったりする。
人によって違う、そのことが「とてもしんどい」とおっしゃいました。
業務をしている側からいうと、
たくさんいる患者のなかの1人にすぎず たくさんある業務のなかの1個にすぎません。
しかし患者にとって職員の振る舞いは、
「私は生きていてもいいのかどうか」くらいの重さなのです。
「みんな違う」という言い方をされましたが、
要するに相手を思いやる気持ちが足りてないということなのだと思いました。
我慢する側にいることが辛いのだなと思いました。