上機嫌は最上の衣装

『上機嫌は、人が着ることができる最上の衣装。』

モタさんの「続・いい言葉は、いい人生をつくる

で紹介されているサッカレーの言葉です。

(サッカレー:1811年~1863年イギリスの小説家)

「笑顔で」と言うより、私にはなじむ気がします。

自分で『上機嫌』の衣装を着るほうが。

 

← スミレが咲きました。

   小さく風に揺れて可憐。

 

モタさんによると、

自分を上機嫌に保つコツは二つです。

①他人と自分とを比べて、どうのこうの思わない

②心を暗くするようなことは、できるだけ忘れる

 

実践している人が身近にいます。

ホームヘルプで訪問していた方が入院したのですが、まさに意識して『上機嫌』の衣装を着ています。

「嘆いても 愚痴っても 不満を言っても、

 若かったころの自分に戻れるわけではないから、

 残りの時間は少しでも機嫌よく過ごそうと思う。」

痛みを伴っているせいか、以前よりも弱気な発言が増えました。

けれど一通り話がすむと、「私の話はこれで終わり!」

「もう残り少ない日々なんだから大事にせんと」 こんなふうに自分で切り替えておられます。

 

人と自分とを比べてどうのこうの思わない 心を暗くするようなことは忘れる 

・・・どちらも 今ここに生きていることに感謝するということですね。

自分の体が思うようにならなくなっている今、

『上機嫌』の衣装を自分で身につけて過ごしておられます。