これは昨日の愛媛新聞掲載記事です。
「シニアの安心」というシリーズで、
要介護認定について説明しています。
制度についてはそのとおりなのですが…。
介護認定を受けられたからといって、
必要なサービスを受けられるわけではないのです。
この記事を読みながら、
最近あった相談のことを思いました。
「母親が要支援2の認定を受けたのだが、
私(長男)が同居しているからヘルパーは使えないと言われた。」
「何度かかけあったのだが、だめだった。」
そんな方からの相談でした。
同居しているとはいえ、働いているから日中は不在です。
心身の衰えがみられはじめ、身の回りのことに支障があるから介護認定を受けたのでしょう?
同居している家族だけでは支障がでてきたから相談したのでしょう?
認定を受けるまでにも、仕事の合間をぬって、いろいろめんどうな過程を経て、のことでしょう?
私の頭の中は、「ケアマネは何やってんだ!!」と点火しました。
めんどうな手続きを経て、さあと思ったら「使えません」なんて・・・(-_-)
相談者の「困っていること=してほしいこと」「してほしい回数」をお聞きしました。
まずはご本人にお会いして、「家に入ってくる人」として認めていただくことから始めることにしました。
お話を聞いていると 要支援2の利用料を払って制度に合わせて利用をするよりも、
かゆいところに手が届く自費サービスを利用されたほうが『自立支援』になる と思ったもので。
別の方からの相談では、
「申請したが認定がまだおりていないから、ヘルパーが使えないと言われた」というものもありました。
取り急ぎ一時的に空いた穴を埋めるということで、おふくのホームヘルプを利用されました。
認定を待たずにサービス利用を開始するという方法があるはずなのですが・・・。
「介護予防サービス」って なんなのだろう。
「ケアマネージャー」って 何をする人なのだろう。