空蝉の生きて歩きぬ

今年も 南天の枝や玄関の柱などに

蝉の抜けがらがたくさんついています。

朝 来るたびに増えています。

去年はオロオロしましたが (^_^;)

2年目なので落ち着いて観察できました。

 

 

すずらんの根元にあいた穴。

こんな穴がいたるところにあります。

5年も10年も土の中にいて出てきているわけで、

去年も10個は抜け殻を見つけたし・・・

いったいどれくらいの数が眠っているのか (・_・)

 

2個 くっついているのも見つけました。

 

俳句の季語 『空蝉』(うつせみ):蝉の抜けがら。

広辞苑によると もともとは 『現人(うつせみ)』で、

この世に生きる人間のこと。

『空蝉』の字をあてて 平安時代以降にできた言葉だそう。

はかなさ むなしさ のイメージでしょうか。

 

  空蝉の生きて歩きぬ誰も知らず  鷹女