医療・介護総合推進法が可決されたことを受けて、
全国マイケアプランネットワークが 厚生労働省に要望書を提出しました。
2015年の介護保険制度改正によって予防給付の一部が「地域支援事業」に移行しても、
利用者主体の理念が保持されることを求めるものです。
要望書の内容は、全国マイケアプランネットワークのホームページから見ることができます。
介護保険サービスを受ける時に必要な 「ケアプラン」作成。
通常はケアマネージャーにしてもらうことが多いのですが、
自分が作成することを「マイケアプラン」といっています。
ケアマネージャーに頼むとしても 丸投げではなく、
自分の暮らし方のプラン作成に 主体的に参加しようという活動です。
制度改正によって自己決定の機会が奪われるようなことになったら、
介護保険制度の理念である「利用者主体」が ますます危うくなる。
そんな危機感からの要望書提出だと思います。
しっかり見ている これからも見ていく その信念と行動力に感銘をうけました。
親がいる限りは介護と無縁でいられないし、
自分自身にも 病気や障がいや長生きによって いずれ訪れること。
介護保険料を納めている市民のひとりとしても、
関心をもって しっかり見ていかなければならないと思います。