介護支援専門員(ケアマネージャー)の受験&研修受講中に考えていたこと。
「そもそもケアマネージャーって何者なのだ?」
研修中に繰り返し強調されていた 利用者主体・自立支援・中立性・公平性。
そういう仕組みになってないのが問題なんじゃないの? そんなことも思いました。
どんな専門職だって 資格をとることと「仕事ができる」ことは違います。
ケアマネージャーも同じはずですが、
「様式」に当てはめて体裁の整った書類を作ることができたら「仕事」になります。
身近に聞こえてくるのは、
ケアマネージャーや事業所への不満と ケアマネージャー自身の葛藤の声。
でもでも一番の問題は、
保険料を払っている利用者側が介護保険制度のことを知らないことではないかしら?
自分(あるいは家族)の暮らしを丸投げしてしまっていることではないかしら?
「介護保険のことは複雑で面倒だから専門家に任せたほうがよい」という考えは、
病気のことは「医者の言うとおりにすべきだ」という考えと同じ感覚のように思いました。
『介護』が必要かも → 介護保険を使いましょう
→ 介護認定が必要ですよ → ケアマネージャーを決めてください
この流れに乗っかることで、
結果的にケアマネージャーに丸投げ状態になっていないか考える必要があります。
介護保険制度について『知らない』ことが当たり前になっていないか考える必要があります。
保険料や利用料を納めている私たち自身が『賢い利用者』にならないといけないのではないかしら?
“そもそも”ケアマネージャーって何者なんだ・・・と問いながら
ケアマネージャーの仕事を斜めから眺めた結果、
こんなことを考えるようになった今日この頃です。