今月は「自殺対策強化月間」です。
月別の自殺者数が最も多い3月に、
当事者が支援を求めやすい環境を作るための「生きる支援」を展開するのが目的だそうです。
☆内閣府のポスターは⇒コチラ
ポスターの 「あなたと話したい人がいます」 というメッセージが、
一人でも多くの人に届きますように。
内閣府の発表によると 平成26年1月の自殺者数は 2,053人。
平成24年から自殺者数が減る傾向にあるとはいえ、
毎日60人以上の人が自ら死を選んでいるという数字の現実に言葉を失ってしまいます。
ボランティアで 「あなたと話したい人」 になる友人たちの活動にエールを送りつつ、
介護をめぐって起きる“殺人”や“心中”という事態を防ぎたいと 密かに思う私です。
ずっとずっと昔 “私が障害児の母であることの意味”を探していた日々は、
やさしくなれない自分への怒りが葛藤を生んでいたし 同時に行動の原動力でもありました。
そして 「話したい」と思える人の存在と支えが 時間を与えてくれていました。
何もかも消してしまいたいという気持ちと ほんとうに消してしまう行動の間には、
とてつもなく大きな何かがあるように思います。
「話したい」と思ってもらえる人にならなければ。