午後から雪になりそうという予報の出ていた寒い寒い日。
おふくのすぐそばにあるスーパーへ買い物に行く途中だという女性が、
シルバーカーを押しながら訪ねてこられました。
数日前に 「ここはどんなところですか?」と声をかけてくださって、
リーフレットを渡していた方でした。
ふらっと立ち寄って話して行かれる方に こちらから連絡先などを聞くことはしていないのですが、
この方は 自分から名前と住所を書いて 置いていかれていました。
子どもの頃のこと ご両親のこと 戦中戦後のこと 孫のこと・・・。
問わず語りの80年は、
「もしあの時〇〇でなかったら、今どうなっていたかしら」という物語のように思えました。
今現在の暮らしの話題は あまり出てこなかったように思いました。
話したいことを 話したいように 安心して話してもらえるようにこころがけましたが、
ほんとうは何を求めて来られたのか、
コロコロと笑いながら 過去のことを話す表情が印象的でした。
こんな所でよろしければ また ふらっと話をしに来てください。