NHK Eテレ「幸福学 白熱教室」
第4回「幸せを導く人間関係とは」が先週金曜日に放映されました。
ささやかな無償の親切は 人と自分を結びつけ より良い人間関係を築く。
ものすごく当たり前のことですが、
「他者のために何かをする」ということが第1回からずっと言われ続けていました。
さらに今回は 「うまくいっている時のサポートも大事だ」と。
1月の「ときめきセミナー」で 自分の『Happyのツボ』をカードに書くというワークをやりましたが、
ある人の『言われて嬉しい一言』が 別の人にとっては『カチンとくる一言』だったのが印象的でした。
相手の喜びに関心を持ち ともに喜べるかどうかは、
より良い関係を築き 「幸福の上昇スパイラル」に乗るポイントになりそうです。
友達が幸福なら 自分が幸福になれる確率が上がる。
人の感情は波及していくもの 幸福は人から人に伝染していくもの。
今回の「白熱教室」では 世代別の人生満足度も紹介されていました。
アメリカでは 40代~50代でいったん下降した満足度が高齢期には上昇へ転じるのに対し、
日本では 中年期を過ぎ高齢期になっても 回復せず低いままである・・・。
番組では 日本の高齢者の人間関係の希薄さを 原因のひとつにあげていました。
他者のために何かをすること・サポートすること(=幸福)って、
具体的な「何か」である必要はないわけで、
長生きしていることそのものが本当に敬われるような世の中になって、
長生きを喜び その喜びを共有することができる人間関係があれば良いのだと思いました。