NHK Eテレ 「幸福学 白熱教室」第1回(1月10日放送)のテーマは、
「お金はあなたを幸せにしますか?」でした。
経済的な豊かさと人生の関係について研究しているという エリザベス・ダン博士(カナダ)の講義は、
お金の使い方が幸福度に影響する というものでした。
①経験を買う ②ご褒美化する ③他者に投資する この3つが幸せの秘訣だそうです。
①経験を買う では、
過酷な長距離障害物競走「タフ・マダー」に挑戦する人たちなどが紹介されました。
達成感や友情の経験を「買う」のだそうです。
②ご褒美化する では、
好きなもの・こと へのお金の使い方として「自分へのご褒美」という意味付けをする工夫が紹介されました。
③他者に投資するでは、
2歳児が縫いぐるみのサルにお菓子をあげる という実験や
マザー・テレサの「死を待つ人の家」で働く男性などが紹介されました。
わざわざお金を払って過酷なレースに参加するというのは 私の理解の範疇を超えていますが、
それくらい 物質的には豊かでも満たされない何かがあるということなのでしょうか。
国連が2013年に行った国民幸福度調査の結果では、
日本が43位だったということも紹介されていました。
お金をどう使うか ということは、
自分の能力(他者より秀でたという意味ではなく)や時間をどう使うかということです。
自分に与える喜び 他者に与える喜び どちらも量より質 ということなのでしょう。
おふくができるのは小さなことですが、
ひとつひとつ精一杯の心をこめてやっていこうと思いました。
第2回「あなたの仕事と幸せの関係」は今夜放映されます。