まなざし(3)

先週末 「生活リハビリ講座2013」受講のため 岡山へ行ってきました。

このシリーズの最終回でした。 

いつも 3人組になって話し合いながらの受講なのですが、

自己紹介の時に「血液型」を言うことになっています。

今回一緒になった方たちは 3人とも同じA型でした。

ふだんは血液型のタイプ分けなど疑っている私ですが、

血液型が3人とも一緒だっていうことが 確かに場を和ませてくれました。

「A型」 として特徴づけられていることや 周囲から言われていることが共通している。

そんな『共通点』があるだけで 話しやすくなるものなのですね。

それが当てはまっているかどうかは それぞれ言い分があるにしても。

相手との『共通点』を見つけていこう そんな気持ちなら、

初対面の人との会話も 少し楽になるかもしれません。

さて今回の講座は、

認知症ケアの7原則という話でした。 

     ⇒ (三好春樹著『痴呆論-認知症への見方と関わり学』雲母書房)

 

自分自身の「老い」と向き合うこと。

自分自身との「関係」を再構築していくこと。

そこに 母性的な『まなざし』で関わるケア。

 

お年寄りが求める仲間は、

 ①共感できる仲間

 ②規範を示してくれる仲間

 ③いざというときに頼れる仲間 

 

これって お年寄りだけのことではないと思いました。

働く私たちも こんな仲間を求めているはずです。