おふくのスタッフ「マユミさん」は、
いくつかの介護施設で働いてきました。
そんなマユミさんの思いが現われた一言・・・ 「あれは惨いです」 。
お年寄りの施設暮らしのことなのですが、
「寿命が5年くらい縮まったとしても、自分の家がいいです」
施設で働いてきたマユミさんが行き着いたホンネです。
自発的な自己決定・自己資金によって 自宅から施設暮らしに移る方もおられるでしょう。
『安心安全な』施設生活を 心からエンジョイしている方もおられるでしょう。
マユミさんの出会ったお年寄りは そうではなかったようです。
様々な背景や事情はあるにしても、
柔軟で適切なサポートがあれば 自宅暮らしをあきらめないですんだ人もいるのではないか・・・。
「生活の場」「自立支援」と言いながら 集団管理ゆえに生じる矛盾や現場の葛藤。
お年寄りの 諦めや悔しさや我慢を感じながら働いていました。
自宅で暮らし続けるための制度外ホームヘルプの意図を、
即座に理解してくれたマユミさんでした。