ねこ大好きだけれど 一緒に暮らすことをあきらめていた私は、
かつて 大島弓子『綿の国星』に熱中しました。
瀕死の捨て猫が 須和野(すわの)家に拾われる話です。
人間の言葉を理解するチビ猫は、
今は猫の姿だけれど いつの日か人間になると思っています。
河合先生によると、
「思春期になって急に『異種』の自覚を感じた子どもが、
いかに家族たちと折り合いをつけていくか」
そんな物語です。
おふくの前の道を
網戸越しに観察するさっちゃん。
人間が通ると 興味しんしんです。
さっちゃんは周囲の人間をどう見ているのかなあ・・・なんて思うとドキドキします。