昨日 「生活リハビリ講座2013」受講のため 岡山へ行ってきました。
9月に続き2回目です。
受講者は さらに増えていて 熱気むんむんという雰囲気でした。
認知症の人に向けられる“まなざし”を、
治療やリハビリの対象としてではなく、
生活や関係性や人生そのものへの“まなざし”に変えようというもの。
講師:三好春樹さんの魔法は 介護の現場を元気にします。
毎回 前方の「かぶりつき席」に男性受講者が陣取っていて、
大きくうなずいたり笑ったり 熱く参加しているのが なんだかほほえましい。
私が三好さんの著書と出会ったのは、
やりたいケアをやりぬけないで挫折して 現場を離れていた時期のことでした。
私の中でモヤモヤとしていたことが 小気味よく明確な言葉で表現されていて、
「こんなふうに表現することができるんだ!」 と 目からうろこ状態でした。
もっと早く知っていたら やりぬく知恵や勇気を持てたかもしれないけれど、
いったん現場を離れてみて わかったこともあるし 出会った人もたくさんいます。
挫折したからこそ 三好さんの言葉が すーっとお腹の底に落ちていった気もします。
遅すぎることはない。