秋の花 『りんどう』 の花言葉は、
「悲しい時のあなたに寄り添う」
「正義」 などだそうです。
群生しないで一本ずつ咲く姿や
紫色からイメージされたとか。
そんな『りんどう』が印象的な花かごが届きました。
昨日 残念なことがありました。
おふくの手製看板プレートが掛けてあるラティスの すみれ色のビオラが
鉢ごとフックから外されて落とされて 無残な姿になっていました。
オープンしたときに苗を植えて こんもりと たくさんの可愛い花をつけてくれていた鉢でした。
おふくのキッチンにかかっている「坂村真民詩集 日めくりカレンダー」。
本日 29日は、
「出会いの一瞬で すべてはきまる」
先週末 まさにそんなできごとがおふくにありました。
自分の行為が相手にどう受け取られているか ということに鈍感になると、
看護や介護の行為は 「作業」になってしまいます。
「適切な処遇」という名のもとに 生きていく不自由さを援助しようとすると、
強者から弱者への「価値観のおしつけ」になってしまいます。
介護や福祉の現場にいる人に一番必要なのは、
目の前にいる この人のために という気持ちだと思っています。
「この人」というのは、
利用者本人の場合もあるだろうし
誰かを援助しているスタッフ本人のことだったりもします。
ねこ大好きだけれど 一緒に暮らすことをあきらめていた私は、
かつて 大島弓子『綿の国星』に熱中しました。
瀕死の捨て猫が 須和野(すわの)家に拾われる話です。
人間の言葉を理解するチビ猫は、
今は猫の姿だけれど いつの日か人間になると思っています。
今日ご紹介する本は、河合隼雄著『猫だましい』 。
河合先生の本には、
昔話や児童文学を心理療法家が読み解くと・・・というものがたくさんあって、
こどものこころ おとなになること 生きること死ぬこと 不条理と希望
などなど ふか~くやさしく教えてくれます。
『猫だましい』 は、猫が登場する物語を集めた本です。
おふくの看板娘:さっちゃん。
保護して6日目の再診では、
体重が1.2㎏から1.6㎏になっていました。(400g ↑)
先生もびっくりの増えっぷり。
よく食べて よく遊んで よく寝て ありがたい回復ぶりでした。
ボランティア という言葉から私が連想するのは 「自主自立」 と 「社会奉仕」 。
ラテン語のボランタスvoluntās(自由意志)がもとになっているそうです。
おふくをオープンした縁で、ボランティア活動をしている方にお会いできました。
昨日 「生活リハビリ講座2013」受講のため 岡山へ行ってきました。
9月に続き2回目です。
受講者は さらに増えていて 熱気むんむんという雰囲気でした。
認知症の人に向けられる“まなざし”を、
治療やリハビリの対象としてではなく、
生活や関係性や人生そのものへの“まなざし”に変えようというもの。
講師:三好春樹さんの魔法は 介護の現場を元気にします。
伊予市ボランティアセンターの「ぽかりん☆サロン」 報告Ⅱです。
一緒に秋カレー&シフィンケーキを堪能した友人が、
写真データを送ってくれました。
その中から 感動の一枚を紹介します。
愛媛県伊予市尾崎にある伊予市ボランティアセンターで、
月1回 「ぽかりん☆サロン」が開かれています。
昨日 行ってまいりました。
10月16日のランチメニューは、
秋カレー&サラダ。
コーヒーとシフォンケーキも いただきました♡
すべて 社会福祉協議会のスタッフさんや ボランティアの皆さんの手作りです♡
10月6日のこと。
私の勘違いで 日曜日にもかかわらず朝から出勤しました。
すると・・・!?
おふくの玄関 軒下の隅っこに 子猫が丸まっているではありませんか!!
そおっと中に入り しばらくして見に行くと 微動だにしてない。
かなり弱っています。
これはもう 何かのメッセージでしょう。
マニュアルが通用しない対人援助の仕事は、
真面目に頑張ろうとする人ほど 疲れ切ってしまいがちです。
望んで就職したにもかかわらず、
ほんの数か月で 最初の熱意を「無かったこと」にしてしまう人もいます。
身体を壊したり こころがくじけたりして 去っていく人がいます。
介護や福祉で働く人にも ケアが必要です。
しかし現実は、使い捨てもやむなし・・・という厳しいもののように思います。
天職:天からさずかった(神聖な)職業。 (三省堂国語辞典より)
「神聖な」と言われると恐れ多い気がしますが、
好き 楽しい やりがいがある 自分に合っている ・・・
というような地点を超えたところにあるもののような気がします。
損得勘定ぬきで打ち込める・・・というイメージかな。
昨日 おふくを訪ねてくれたのは、
看護や介護の仕事が大好きな友人ふたりでした。
9月の投稿『志(こころざし)』 で触れていた、
私と同じ「こころざし」で起業しようとしているという女性。
昨日 おふくを訪ねてきてくれました。
「起業」ということでは ほんの何センチか先に進んでいる私です。
これまでの経過について 失敗も含めてお話ししました。
ちょうど一年前の私と同じような 迷いや恐れを持っておられるようでした。
昨日、会社設立からお世話になっている税理士さんが来ました。
顧問先の事業所(おふく)訪問 っていうことだったのですが、
実際は、共通の友人も加わっての 互いの近況報告会。
目標設定のことが話題になりました。
「放てば手にみてり」
手放してこそ大切なものが手に入る
何かをつかんだままの手には別のものを渡しようがありません。
まず、それを手放してみましょう。
(永井政之監修「ふっと心がかるくなる禅の言葉」ナガオカ文庫6頁、47頁より)
手放せば 手に入る ・・・ この言葉を実感する毎日です。
おふくに またまた福が来ました。
縁側で 猫とくつろぐおばあちゃんを 妖精たちが見守っています。
キッチンの壁にかけてみたら、
おばあちゃんと妖精たちが
私たちを見守ってくれているよう。
右下のほうには、
小さな芽吹きが描かれています。
昨日に続いて・・・
私が起業を考えるきっかけとなった とある病院でのエピソードから。
入院している患者本人ではなく 付き添っている私の希望で4人部屋から個室に移りました。
電動車いすで生活している肢体不自由者(20代男性)である本人は、
これまでの経験上、TPOにあわせて『弱者』として存在する心得があるようです。
いろいろな場面で、私よりもオトナの反応をしています。
そんな彼が 成人してからは初めての入院生活で 『弱者』として過ごしました。
黙って受け入れ適応しました。
起業を考えるきっかけになった 一年前の家族の入院でのエピソードから。
治療の経過が見通せる入院だったので、
昼間は私が付き添うつもりで4人部屋にしました。
でも、
カーテンの向こうで交わされる 同室の患者さんたちと職員のやりとりを聞いていられなくて、
個室に変わりました。
逃げ出しました。